調整か反転かの見極めが大切
環境認識
重要な抵抗帯を上抜けた後、日足チャネルライン上限まで到達しましたが、チャネルライン上限と日足中期移動平均線に抑えられて再び抵抗帯まで下落してきている状況です。
今後抵抗帯に支えられるのか、抵抗帯を下抜けるのかで大きく変わってきます。
抵抗帯に支えられた場合は調整波となり日足チャネルラインを上抜ける可能性があります。
抵抗帯を下抜けた場合は再び日足チャネルライン内での値動きとなり、チャネルライン下限を目指す値動きとなりそうです。
■重要指標
本日の重要指標は、
2230 米国 消費者物価指数
0300 米国 30年債入札
がありますので少し注意が必要です。
■USDJPY相場状況
【日足】
日足では、チャネルライン上限まで上昇しましたがチャネルライン上限、中期移動平均線、ボリンジャーバンドの2σラインの重なりに抑えられて重要な抵抗帯へと価格を戻してきています。
再びチャンネル内の値動きになるには抵抗帯を下抜けるかどうかがポイントになってきます。
【4時間足】
4時間足では、抵抗帯での値動きとなっています。
抵抗帯の中には長期移動平均線の存在もあるので、一度買い支えられる可能性がありますがオシレーター的には特に売られすぎ水準でもないのでそのまま抵抗帯の下抜けを試す可能性もあります。
【1時間足】
1時間足では、日足チャネルライン上限で抑えられた際にトライアングルパターンでの値動きが確認できます。
その後、1時間足上昇トレンドラインを下抜けて重要抵抗帯まで下げてきています。
1時間足レベルでは、ミドルラインも中期移動平均線もどちらも下抜けているうえに、直近のサポートレジスタンスラインも下抜けているので、上昇トレンドは終了したと判断できます。
ですが重要抵抗帯の存在と、RSIで売られすぎゾーン(赤丸)まで下がっていることから、1時間足でも一度買い支えられる可能性があります。
■今後の戦略
今後はやはり重要抵抗帯での値動きに注目していきたいところです。
日足、4時間足では抵抗帯で押し目をつけて上昇した後、チャネルラインブレイクの可能性もありますし、1時間足では抵抗帯にで買い支えられて上昇した後、直近サポートレジスタンスラインでの戻り売りが入る可能性もあります。
どちらにせよ重要抵抗帯をどちらにブレイクしていくかが今後のポイントになりますので、エントリーポイントがくるまで待ってから狙い撃ちしていくことになりそうです。
■現在のポジション状況
現在保有しているポジションはありません。
抵抗帯での値動きに注目していきましょう。