USDJPYの調整波が来た
環境認識
USDJPYは一旦の下げ止まりとなりました。
コロナショックでの安値まで下げる事なく上昇しましたが、一部利益確定買いと新規買いによるものだと思われます。
下降トレンド進行中の調整波の動きと思われますが、時間足では方向感が崩れたため少し注意が必要です。
■重要指標
本日は、
2230 米国 貿易収支
0000 米国 ISM非製造業景況指数
の発表がありますので少し注意していきましょう。
■USDJPY相場状況
日足では、下降チャネルラインの中値動きであり、サポートレジスタンスラインやミドルラインよりも下にありますので方向性はまだ変わっていません。
ですが、日足でのウェッジのパターンが形成しつつありますので下降の勢いはやや弱くなってきているといえます。
日足レベルでは、サポートレジスタンスライン(紫線)を上抜いてくるかどうかで流れが変わるか判断していきたいと思います。
4時間足では、下降チャネルラインを上抜けて、4時間足レベルのサポートレジスタンスラインも上抜いています。
なので、4時間足では日足の下降トレンドの調整波の動きになると思われるので、日足レベルでのサポートレジスタンスライン(紫線)まで上昇する可能性があります。
また、ボリンジャーバンドのミドルラインも上向きになってきているので、4時間足でのサポートレジスタンスライン(ピンク線)とミドルラインの重なりのポイントで押し目買いが出てくる可能性が高く、値動き次第ではエントリーしていきたいと思います。
1時間足では、前回高値ラインも上抜けていて、4時間足レベルのサポートレジスタンスラインも上抜けていることから、今後は買われやすい状況です。
4時間足サポートレジスタンスライン付近で1時間足での中期移動平均線をミドルラインが下から上抜くゴールデンクロスが重なるのでそこのポイントでは押し目買いがはいってきやすい状況になります。(赤丸)
急速な下落がなければ様子を見ながら買っていきたいです。
■今後の戦略
今後は、時間足レベルでは買われやすい状況であることから、押し目買い戦略も考えられます。
ですが、日足ではまだ下げ目線で変わっていませんので、日足レベルでも前回高値を更新するまでは長期的には売り戦略というのは変わりありません。
なので押し目買いの際は日足の方向に逆らったトレードになるので、資金管理、特にロットの管理を行っていくことが重要になります。
■現在のポジション状況
保有中のポジションはありません。
USDJPY sell 103.124~102.779 (+34pips)
黒丸でエントリーして、1時間足での下降トレンドラインブレイクで利益確定としました。