大統領主任後の初の週末を開けて相場はどう動くか
相場状況
先週は米国でバイデン氏が大統領に就任し大統領演説もありましたが、現在までではあまり大きな動きにはなっておらず、就任前から織り込まれていた感じが強い印象をうけます。
今週は大統領就任後初の週明けですが、今後のサプライズに警戒しつつもいつも通りにトレードしていきましょう。
■USDJPY環境認識
【日足】
日足では、下降チャネルライン内での値動きです。
現在は日足レベルのサポートレジスタンスラインとチャネルラインの上限ラインのクロスに抑えられて反転下落しながらもう一つのサポートレジスタンスラインも下抜けた後、再びサポートレジスタンスラインまで戻してきている状況です。
日足レベルでは、売り目線となります。
【4時間足】
4時間足では、形成していたトライアングルパターンを一度下抜けたものの、再びパターン内に戻ってきている状況です。
トライアングルパターン内に戻ってきてはいますが、日足レベルでのサポートレジスタンスラインと、4時間足レベルのサポートレジスタンスライン付近での抵抗帯の存在と、トライアングルパターンの上限ラインの存在、さらにはその上に日足レベルのチャネルラインの上限ラインが存在していることから再び抑えられて下落する可能性が高いですが、短期移動平均線が上向きである事、MACDでのゴールデンクロスなどから少なからず買われる可能性もありますので過信せず状況を見ていきましょう。
4時間足レベルでは、売り目線となります。
【1時間足】
1時間足では、トライアングルパターンの下抜け後反転上昇、逆ヘッドアンドショルダーを形成して上昇しているようにも見えます。
1時間足で見ると、逆ヘッドアンドショルダー形成→ネックライン上抜け→パーフェクトオーダー完成→短期移動平均線への戻りを狙った押し目買い。となるパターンですが、
1時間足ではトレンド相場というよりは持ち合い相場での値動きですので、トレンド系のテクニカルが機能しにくい状況でもあります。
1時間足では注意が必要です。
1時間足では、様子見目線となります。
■今後の戦略
今後の戦略は、
日足では売り目線
4時間足でも売り目線
1時間足では様子見という状況なので
USDJPYは再びトライアングルパターンのブレイクまで様子見となります。
ブレイクして方向が出てからでも遅くはないので、全方向一致で仕掛けていきたいと思います。