米国重要指標でドルが買われるか
相場状況
先週はトレード機会も少なく、分析時間もあまり取れない状況でしたので更新してませんでしたが、米国の経済指標が多くドルが買われやすい展開となっていました。
テクニカル的には先週のドルの上昇が、各通貨で戻り売りされやすい状態となっていました。
今週も米国の重要指標や要人発言が多くありますのでドルの動きに注目していきたいと思います。
重要指標
0815 オーストラリア ロウRBA総裁発言
2130 米国 NY連銀製造業景気指数
があります。今週は重要指標が多いので注意していきたいと思います。
各通貨環境認識
USDJPY
【4時間】
ドル円は赤枠の中が先週の値動きですが、月足レベルのサポートレジスタンスラインと、週足レベルの下降トレンドラインの重なりポイントで抑えられていて、RSIでも80%に到達していて買われずぎの状況でしたが、あまり大きく下げる事もなく、短期移動平均線に買い支えられている状態です。
まだ前回高値は更新していませんが、今後もドル買いが続いた場合は、月足サポートレジスタンスライン・週足トレンドライン上抜けで再び上昇トレンド継続する可能性が高いです。
EURUSD
【4時間足】
ユーロドルでは、4時間足で下降トレンドラインを形成していましたが、先週のドルの上昇でトレンドラインを上抜けて中期移動平均線まで戻して、日足レベルのサポートレジスタンスラインと、4時間足レベルのサポートレジスタンスラインの重なりポイントで、再び売られている状況ですが、4時間レベルの下降トレンドラインを一度上抜けているので、今後もドルが買われていくようだとサポートレジスタンスラインを上抜けてくる可能性もあります。
GBPUSD
【4時間足】
ポンドドルでは、先週のドルの上昇で4時間足レベルのサポートレジスタンスラインまで戻した後、戻り売りで売られている状況です。
ポンドは日足レベルでは上昇トレンドなので、今後もドル買いが続けば移動平均線に買い支えられて、週足レベルのサポートレジスタンスラインまで目指す可能性が高いです。
今後の戦略
本日は週初めという事もあり、基本的には様子見になると思います。
今後はドルの値動きではトレンドが崩れる通貨もあるため通貨の流れを見ていく必要があります。
現在の状況ではトレードしていける通貨はありません。
先週のトレード結果
先週はあまりトレードできる通貨がない状況でしたが、カナダドルが強い状況だったのでポンドカナダドルでのトレードとしました。
環境認識では下降トレンドのフィボナッチリトレースメント38.2%ラインでの反発と移動平均線、4時間レベルのサポートレジスタンスラインの重なりポイントで売りエントリー。
エントリーポイントを3点目にした、フィボナッチエクステンションでの61.8%ラインと、過去の高値ラインの重なりを分割利益確定ポイントとしました。(T/P)
利益確定後も少し伸びていますが、移動平均線との乖離が大きくなり、調整が入る可能性があった事と、週末であった為下げ止まりで残りも利益確定としました。
今週も狙える通貨はあまりありませんが、重要指標発表で相場状況が変わる可能性もあるので、引き続き様子見していきたいと思います。