ポンド高はまだまだ続くか
相場状況
本日の東京時間では、GBP(ポンド)とNZD(ニュージーランドドル)が強い相場状況となっていますのでそれぞれの通貨を見ていきたいと思います。
GBPUSD
【日足】
GBPUSDの日足では、パーフェクトオーダー継続しながら勢いよく上昇しているのが確認できます。
勢いが強く短期移動平均線との乖離が大きい事や、RSIでは80%ラインまで上昇しており、買われすぎ水準であることから(赤丸ポイント)、今後は月足レベルのサポートレジスタンスライン(茶色線)付近で抑えられる可能性が高い状況となってきます。
数か月続く上昇トレンドですが、このまま月足レベルのサポートレジスタンスラインをそのまま抜けてくるとは考えにくく、一度抑えられて調整が入りやすいです。
【月足】
ですが、月足レベルで見てみるとGBPはまだまだ上昇余地がある事や、月足レベルでの下降トレンドラインの上抜けなどから今後も長期的には上昇する可能性がありますので、調整後の上昇波に乗れるように観察していきたいところです。
NZDUSD
【日足】
NZDUSDの日足でも、パーフェクトオーダー継続で上昇しているのが確認できる状況です。
日足レベルでのサポートレジスタンスラインに支えられて、トライアングルでの持ち合い後上昇していますが、NZDUSDでもRSIでは70%近くまで上昇している事や、すぐ上には月足レベルのサポートレジスタンスラインがあることから、今後は月足レベルのサポートレジスタンスラインに抑えられる可能性が高いです。
またダイバージェンス後の上昇でもあるので買い圧力が収まってくる可能性も高まっています。
【月足】
しかし、NZDUSDでも月足での下降トレンドラインを上抜けていることから、一度サポートレジスタンスライン付近で調整が入った後は再び上昇する可能性が高いとみています。
GBPUSDでもNZDUSDでも月足レベルではまだ上昇余地がある状況ですが、日足レベルでは一度調整が入りやすい相場環境となっていますので注意が必要です。
それではトレードチャンスがありそうな通貨ペアを見ていきたいと思います。
重要指標
本日は
2230 英国 ベイリーBOE総裁発言
0000 米国 新築住宅販売件数
0000 米国 パウエルFRB議長議会証言
0030 米国 ブレイナードFRB理事発言
0410 NZ オアRBNZ総裁発言
があり、要人発言が多い日になりますので注意が必要です。
EURCAD
【日足】
EURCADでの日足では、下降トレンドラインを形成しながら日足レベルのサポートレジスタンスラインを下抜けた後のリターンムーブにより再び下げてきている状況です。
下降チャネルラインの下限ラインまで下げる可能性があります。
【4時間】
4時間足でも、下降トレンドラインを形成しながら4時間足レベルでのサポートレジスタンスラインを下抜けて、何度か意識されているものの短期移動平均線を下抜けて再び下げてきています。
【1時間足】
1時間足でも、サポートレジスタンスラインを下抜けた後のリターンムーブで再び下落してきているのが確認できます。
サポートレジスタンスラインと短期移動平均線に抑えられている状況なので売っていきたいところです。
今後の戦略
今後は1時間足レベルのサポートレジスタンスラインと中期移動平均線を上抜けるまでは売り目線でエントリーしていきたいと思います。
本日は重要指標が多くあるので狙えるところは狙っていき、無理なトレードは控えていきましょう。