リスク選好的な動きでリスク通貨が強い?
相場状況
現在はロンドン時間の市場になります。
本日のドルの動きは比較的おとなしく、ロンドン時間に入ってから活発になってきています。本日はAUD(オーストラリアドル)やCAD(カナダドル)などのリスク通貨が買われているのが目立っています。
今後のニューヨーク時間ではドルの値動きが活発になってくる可能性があるのでドルストレートに注目していきたい所です。
ここ最近はリスク通貨の勢いが強いのでクロス通貨でトレードパターンが出ていればトレードしていける状況になります。
それでは各通貨の流れを見ていきましょう。
各通貨の値動き
【USDJPY】
USDJPYの1時間足では、緩やかな上昇トレンドが形成されていて、今後もまだ上昇していきそうな状況ではありますが、RSIが70%付近で推移しているので結構な買いポジションがたまっているのが予想できます。
【EURUSD】
EURUSDの1時間足では、1時間足レベルのサポートレジスタンスラインと長期移動平均線が意識されて抑えられている状況です。
EURUSDでは一度日足レベルの上昇トレンドライン(紫線)と、月足レベルのサポートレジスタンスライン(青線)を下抜けていて、その後戻していますが長期移動平均線に抑えられて下落、1時間足レベルのパーフェクトオーダーを再び形成している事から、今後ドル買いの勢いが強くなれば再び日足上昇トレンドラインと月足サポートレジスタンスラインを下抜けてくる可能性が高いです。
【GBPUSD】
GBPUSDの1時間足では、1時間足レベルの下降トレンドラインとサポートレジスタンスラインとの重なりポイントで長期移動平均線との重なりが確認できます。
また、重なりポイントでの上ヒゲやRSIでの70%付近での推移から、今後ドルの勢いが強くなってくれば下落してくる可能性が高い状況です。
チャートパターン的にはエントリーしていける状況なのでドルの動き次第ではエントリーしていきたいところです。
【NZDUSD】
NZDUSDでの1時間足では、二本ある1時間足レベルのサポートレジスタンスラインの下のラインが意識されていましたが、一度上抜けた後大きな下ヒゲを付けていて、買いが出るかと思われましたが全然買われず再び下抜けそうな展開となっています。
最近の市場ではNZDが強い状況が多かったのでレンジパターンになりやすく、ダマシで大きく動く可能性もあるので、今後も様子見が得策かと思われます。
重要指標
本日の重要指標は
0000 米国 ISM非製造業景況指数
0200 米国 ボスティック:アトランタ連銀総裁発言
0300 米国 エバンス:シカゴ連銀総裁発言
0515 NZ オアRBNZ総裁発言
があります。ニューヨーク時間に連銀関連の発言が続くので今後の値動きに注目です。
今後の戦略
今後はドルの動きに注目してトレードしていきたい状況です。
現在はGBPUSDがトレードしていける通貨になりますが、本日GBPが強い通貨でもあるので簡単には入っていけないので注意が必要です。
パターンと強弱の重なりでエントリーできたらと思います。